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大千興業のよもやま話~第11回~

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皆さんこんにちは!
株式会社大千興業、更新担当の中西です。

 

今回は、

~デザイン図面~

ということで、外構工事におけるデザイン図面の役割や、その重要性について深く解説します♪

 

家づくりにおいて「外構(エクステリア)」は、見た目の印象だけでなく、暮らしの快適さや防犯性、資産価値にも大きく影響します。その外構工事を成功させるために欠かせないのが「デザイン図面」です。


1. デザイン図面とは?

デザイン図面とは、敷地の形状・建物の配置・外構部材(門柱、塀、カーポート、植栽など)を視覚的に配置・設計した図面のことです。
平面図、立面図、パース(3D図)などがあり、工事前に完成イメージを明確にするために作成されます。


2. デザイン図面が重要な理由

① 完成イメージの共有と齟齬防止

  • お客様と施工業者との間で「イメージのずれ」を防止

  • 色、素材、配置、動線など細かい部分まで事前に確認できる

② 見積もりの正確性向上

  • 図面があることで、使う材料や面積が正確に算出可能

  • 不必要な追加工事や費用の発生を防ぐ

③ 施工ミスの防止

  • 現場作業員が図面に基づいて作業するため、寸法やレベルのズレを防止

  • 地中配管や境界線の取り扱いも明確になる

④ 建築確認・申請対応にも有効

  • 市街化調整区域や景観条例などの制限地域では、事前の審査対応に図面が必要

  • カーポートや塀の高さによっては建築確認対象となる場合もある


3. デザイン図面の種類と特徴

図面の種類 内容 使用タイミング
平面図 敷地全体のレイアウト、寸法、部材配置 初期提案・打合せ時
立面図 高さや勾配、塀や門柱の見た目 高さ確認、役所申請時
パース(3D) 完成後のリアルなイメージを表現 顧客へのプレゼンテーション時
詳細図 縁石・階段・土間・配管などの詳細な断面・構造図 施工直前、現場用図面

4. デザイン図面がない場合に起こり得るリスク

  • 「思っていたのと違う」などのクレーム発生

  • 必要資材の不足や工期延長

  • 境界越境や法規違反によるやり直し

  • 後戻りできない仕上げ後の修正が高額になる


5. デザイン図面の作成方法とポイント

作成方法

  • 専門の外構設計ソフト(RIKCAD、O7CAD、Jw_cadなど)

  • 建築設計事務所や外構業者が作成代行

  • 最近では3Dビジュアル提案も標準化

ポイント

  • 家との調和(色・素材)

  • 機能性(動線・使いやすさ)

  • 将来的な変更(植栽の成長・車両の入れ替え)


外構工事における「デザイン図面」は、単なる設計書ではなく、お客様との信頼関係を築くツールであり、スムーズな工事進行を実現する鍵です。
図面の有無が、完成後の満足度を大きく左右することを忘れてはなりません。

 

 

 

 

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