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大千興業のよもやま話~第12回~

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皆さんこんにちは!
株式会社大千興業、更新担当の中西です。

 

 

今回は、

~ヒアリング~

ということで、エクステリア業界におけるヒアリングの重要性と、その具体的な進め方について深く解説します。

 

エクステリア工事は、単なる外回りの施工ではなく、住まい手のライフスタイルや価値観を形にする仕事です。そのため、工事前の「ヒアリング=要望確認」が成功のカギを握ります。


1. なぜヒアリングが重要なのか?

① お客様との信頼関係の構築

  • 最初の段階でしっかり話を聞くことで、「この業者は親身になってくれる」と感じてもらえる

  • 後々のトラブルやクレームを防止するための土台にもなる

② 本当のニーズを引き出せる

  • 表面的な要望(「ウッドデッキがほしい」など)の裏にある「目的」(子どもと遊びたい、洗濯物を干したい)を引き出すことで、より的確な提案が可能

③ 設計・見積もりの精度が向上

  • 要望を具体化することで、不要な提案や無駄な工事を避けられる

  • 適切な素材・施工法・工期の見極めに直結


2. ヒアリングで確認すべき主な項目

項目 具体的な質問例
使用目的 「どういった場面で使いたいですか?」
予算感 「おおよそのご予算はお決まりですか?」
好みのテイスト 「ナチュラル系?モダン系?どんな雰囲気が好きですか?」
現在のお困りごと 「日々の生活で不便に感じるところは?」
家族構成・ライフスタイル 「小さなお子さんやペットはいらっしゃいますか?」

3. ヒアリングの方法とコツ

① 対面+現場確認

  • 実際に現場を見ながら会話することで、リアルな課題やアイデアが浮かびやすくなる

② ビジュアルを活用

  • カタログ、施工事例写真、パース図などを使って、イメージを視覚化することで伝わりやすく

③ 二段階ヒアリング

  • 初回はざっくり希望を聞き、2回目で図面や概算見積を提示したうえで再確認を行うのが理想

④ 書面で要望を記録・共有

  • ヒアリングシートや打ち合わせ記録を使って、お客様と合意形成を可視化


4. ヒアリング不足が引き起こすリスク

  • 「思っていたのと違う」という完成後の不満

  • 追加工事や設計変更によるコスト・スケジュールのズレ

  • お客様との信頼関係の崩壊


5. ヒアリング内容を活かす提案術

  • 抽象的な要望は具体的なプランに落とし込む

  • 優先順位を一緒に整理する(例:「防犯>見た目>費用」など)

  • 長期視点(将来の使い方、メンテナンス)での提案も忘れずに


エクステリア工事は「お客様の想いをカタチにする仕事」です。
そのスタート地点となるヒアリングをおろそかにすると、どんなに技術力があっても満足度は得られません。
丁寧なヒアリング=信頼と満足の起点であることを肝に銘じ、日々の打ち合わせに臨みましょう。

 

 

 

 

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